2025年 7月 3日 16時13分頃、トカラ列島近海で最大震度6弱・マグニチュード5.5の地震が発生しました。
この地震による津波の心配はありません。
非常に不安定な状態となっています。
更に大きな地震に発展する恐れもあります。ご注意ください。
鹿児島十島村で最大震度6弱を観測
2025年 6月 21日 8時から始まった一連の群発地震で最も震度の大きい地震となっています。
この地震は、速報発表後最大震度6弱に上方修正されました。
昨日に続き、マグニチュード5.5を観測。
同じマグニチュードでも地震の発生する場所がズレたため、大きな揺れをもたらしました。
島外避難
鹿児島市への島外避難が開始します。
前例がない
過去記事にて、トカラ列島近海で発生する群発地震についての前例と共に、今後どうなっていくかを紹介していきました。
これまでの傾向は?
トカラ列島近海で発生する群発地震の傾向としては、
群発を続ける→大きめの地震が発生→その後徐々に収束していく。
すべてがこの通りではありませんが、この傾向が見られます。
しかし、今回の群発地震は過去の事例に当てはまらない事態に発展していると考えられます。
というのも、下記の記事で取り上げた通り「発生から5日経過した26日にかなりの収束傾向にあった」ものの、翌日27日以降「再び活発化を始めた」
と、これまでと異なる動きを見せています。
さらに、収束するどころか本日7月3日に至るまで、異常なほど活発化しています。
2023年に発生したトカラ列島の群発地震は約300回の有感地震が発生
ところが、今回の群発地震は収束の見込みが見えないまま1000回を超えています。
今後の情報に警戒してください。
今後どうなる?
パターン① 収束する可能性
群発を続ける→大きめの地震が発生→その後徐々に収束していく。
一連の群発地震のピークが現在であり、今後徐々に収束していく可能性も考えられます。
収束してきている可能性は残念ながら低いと考えられます。
パターン② 大地震に発展する可能性
過去前例のない、何かしらの大きい地震が発生する可能性も考えられます。
最新の情報をチェックしてください。
パターン➂ 海底火山説
断層での地震活動と仮定したとき、通常と比較して発生するマグニチュードが全体的に低いことが見受けられます。
他の可能性として火山活動の地震と仮定すると、マグニチュードにも説明がつきます。
さらに、一連の群発地震の傾向として「震源の深さ」が浅くなってきている可能性が示唆されています。
震源が浅くなるということは、海底のマグマが徐々に上がってきていることを意味します。
このままマグマの上昇がしていくと、火山性微動の観測もされると思うので今後の動向をしっかりと見ていきたいと思います。
津波の発生が考えられます。
仮に海底火山が噴火を起こすと、津波発生の可能性が非常に高まります。
最新の情報を知っておくとともに、念頭に置いておくことが大切になります。
さらに
特例ではあるのですが、2022年に発生したフンガ・トンガ海底火山噴火では遠く離れた日本でも津波が到達しました。
トカラ列島近海で噴火が発生した場合でも、同じような状況が発生しないとも言い切れません。
今後の情報に注意してください。
まとめ
トカラ列島近海で群発地震が発生中!
海底火山の可能性も視野に行動しましょう。
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より詳しく知りたい方はぜひご覧ください。
周辺地域の方は十分に注意してください!
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